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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

フロントシングルできます(ROTOR編)

ROTOR VEGAST 装着しました。 フロントシングル × 楕円ギアで組むならROTORが一番やりやすい・・・かもしれませんね(笑)。 グラベルロードの気楽さを優先させるためにフロントシングルで組んでいます。今回は40T。 グラベルロードだと、1人で走ることが多いですし、下りは足を止めてしまうので40㎞/h以上の速度はあまり考えなくていいんですよね。 大雑把な計算ですが、 40/11(ギア比) ×  2.2(タイヤ周長)×90(ケイデンス)×60(分)=  43199 m   ≒ 43 km/h は確保できます。ゆっくりペダリングしたい人はケイデンスを70~80に設定すればいいですが、普通は速度が上がるとケイデンスが上がりますからね…。 つまり、これで足りるでしょう?と。 (ちなみに、ロードは普段が46、レース想定で48を使ってます)

フロントシングルの利点は「フロント変速が無くなること」です。 簡単に言うと、「変速の直列化」です。 一番重たいギアから軽いギアまでが1列に並んでいます。 ロードバイクで多い2×9、2×10、2×11のギアは途中のギアが重なっていて・・・ 重たいギアから軽いギアに順番に操作すると、 重-1 重-2 重-3 重-4 重-5 重-6 重-7 重-8 重-9 軽-6  軽-7  軽-8   軽-9   軽-10  軽-11 のように操作する必要があります。「前を軽くするのと同時に後ろを重くする」。軽いギアから重いギアに替えるときも同じ。 初心者であれば、操作自体が「意味が分からない」ということもありましたし、ベテランでも「いつ、前のギアを操作しようか?」と困るんですよ。 実際に、前の変速は後ろの変速に比べて遅いです。 フロントシングルは速い後ろの変速のみで完結しますし、「いつどこで変速するのか?」を迷うことが無いんですよね。

と、言うことでプッシュ中のフロントシングルではありますが・・ まだまだデメリットも実際に存在しますし、懸念もわかるんですよねー。 「登りは良いけど、平地でギア足りなくならない?」←逆もありますよね。ようは変速幅が足りなくないか?と、言う話。 「ケイデンス合わなくない?」←変速幅を増やしたら間があいてケイデンス(回転数)が合わなくないか?

僕は、ロード、グラベルロードでこの1年間、組み合わせを試行錯誤してきましたが、すべてを完璧にすることはできません(笑)。 それでも、レース、トレーニング、ロングライドと脚力の関係をある程度つかめるようにはなりましたよ。 ご相談いただければ、ある程度使えるようにできると思います。(実際はコースによって向き不向きが出てしまいます) まだまだフロントダブルが主流で良いと思いますが、フロント変速が苦手な方、フロント変速に飽きた方などどうぞご相談くださいませ。

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