Power2Maxと言うパワーメーターメーカーの製品、NG eco。
クランクアーム(&シャフト)とスパイダーアームが別体になるタイプに対応するパワーメーターをだしていて、 ROTORクランクやSRAM、FSAなどのクランクにはこのスパイダーアームに対応する部品を交換するだけで使用することができます。 その分、他社のパワーメーターより若干安くなることもあるのがポイントの1つです。
でも、P2Mの利点はそこではないんですよね。 :クランクと別体になっているので、「クランク長を替えたい」と思ったときにクランクだけ用意すれば良い。 :BBの形式に左右されにくい構造であること。特にROTOR 3D24クランクを使用することでほぼ全種類のBB形式に対応するのです。ROTOR 3D24がもともとシマノ互換タイプなので。 :BB後ろにある、「ダイレクトマウントタイプのブレーキ」と干渉しない。この点はかなり重要。 :比較的堅牢。トラブル率は本当にすくなくて僕のものが5年以上?の使用で断線があった程度。これも交換プログラムで新品+新型交換(有償)になりました。
ファームアップウェアのアップデート(有償)によって、測定項目がベーシックなものから追加できるようになりますが、そこは好みです。 以前の僕のペダリング数値を参考にすると、今回は僕はいらないかなと言う判断でした。
パワーメーター使用の是非については「レースで使うのはやめよう」などと、トッププロでも見解が分かれるところはありますが基本的にはトレーニングの参考としては使っているようですね。トレーニングとしても、パワーメーターの数値が出ているからと言って安心はできない部分があります。例えば筋肉、身体の使い方をパワーメーターが数値化することはできません。ロードトレーニングとしてはパワーだけじゃだめよと言うことなのですが、ついパワーのほうを気にしすぎてしまうという弊害はあるようです。それでも有力なトレーニング効果の参考の1つにはなりますので、ぜひ強化してみたいと言う方には「心拍計と込みで」使用を考えてみてもらうのが良いのかなと思います。(まぁ、それほどムキになって勧めているわけではありませんが(笑)。
今回仕入れた仕様。 使用するクランクはROTOR 3D24で同じなんですが、実は使うチェーンリングが違います。 左が僕の交換品。右がお客様のもの。 僕は4つ穴仕様のチェーンリングを使う可能性が高いので4つ穴にしています。 例えば、ROTORもシマノ対応の4つ穴仕様チェーンリングがでていますが、WOLF TOOTHの1×(フロントシングル用)で4つ穴のほうを使いたいからと言うこともありますね。 汎用タイプの5つ穴を普通はお勧めしますが、この辺の対応力の高さもP2Mの魅力かなと。
P.S. 今週は前半にオーバーホール、後半はもしかしたら新車の組立開始かも。 それから久しぶりにプライベートレッスンライドの予約があります。天気が大丈夫でありますようにと、僕の体調がよくなりますように。
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