Wilier GTR SLを組付中です。 ウィリエールはイタリア、トリエステ州に本拠を持つイタリア屈指のブランドです。すでに100周年を迎えていますから老舗でもありますね。2016年からはウィリエールの名をファーストスポンサーとするプロコンチネンタルチームが誕生してもいます。
まだ仮組中で、一部部品交換の検討に入っていますが、全体図。
レース使用を前提に組んでいきます。 フレーム重量が1㎏をちょっと割るレベルなので軽量級のフレームと言っていいと思います。 フレーム重量で600-700g台もあるにはあるのですが額が違うので、僕がレース用としてでもお勧めしているモデルの大半は1000g台が多いでしょうかね。ぎりぎり切るのであれば十分軽量級だと思いますし、大きくは重量的な違いを感じないでしょうね。だいたいフレームの重量的役割は1/8程度ですからね。
GTR SLは元々はグランツーリズモと言うモデル名で出ていて、グランフォンド向けと称されていました。その中のトップモデルと言う位置づけです。グランフォンドと言ってもイタリアでの扱いは「市民レース」と考えた方が良くて、日本でもニセコクラシックがUCIの認定グランフォンド(レース)になりました。「トレーニングもレースもこれ1台で」と言う市民レーサーにはちょうどいいはずです。(やっぱり丈夫だし。) 僕がこのフレームを気に入っているのはこのバック部分でしょうか。 衝撃吸収性を考えれば過度に太いバック三角は僕の好みではない(笑)。レースは短い距離でしかなくてもトレーニングの量を増やしていくとやはり疲労がたまりやすいフレームは不利な気がします。
グランツーリズモは意欲的にワイヤ内装に取り組み、一時期失敗作もあったのです(市場には極力出回らないように代理店の方で注意が払われた経緯があります)が、それらをバネにして今ではとても取り回しに優れたメーカー・フレームです。そういうメーカーは見た目も良いのです(笑)。
・・・と言うことでまだ仮組中です。 もう一度完成したらアップの予定です。しつこいようですが。 金曜日には試乗もちょこっとできるかなと。(まぁ、チェックのための試乗なんですが。)
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