2019→2020でのbici-okadamanでの動きでちょっと変化があったこと。
「パワーメーター導入」を検討中の方が再び増えてきましたね。
以前はロードレース勢の方が多かったのですが、今回はトライアスリート勢の方が中心です。この1年間トライアスリートの方たちが始めたうちのFTP測定会などを通して「何やってんだ?」って興味を持っていただいたのが大きい?のかなと思っています。トライアスロンにとってバイクパートのペース配分にパワー計測を持ち込むのは有意義ですからね。むしろロードレースよりもわかりやすく、効果的です。まず、速度をペース配分に使うことはとても難しいです。自転車はペースを外乱(斜度・風向・風速・気温など)に左右されやすいのです。そこで心拍をペース配分に使おうという案が生まれます。心拍数の変動はペースが変わったことの結果として現れますが変動がゆっくりなのでペースコントロールが遅れがちですね。パワー測定がもっともリニアにペース変動に現れるので(時に過敏すぎますが)ペース配分をコントロールしやすいし、自分の現状の力を見極めやすいのがパワーメーターを使用する理由です。
パワーメーターユーザーが増加中なので、FTP測定会などの企画も定期的に実施していく予定です。(そういうのが好きみたいなので^^;)
現在、パワーメーターの取扱いできるメーカーと種類はだいたい次のようになっています。
スパイダーアーム型(フレーム形式、BB形式に左右されない、クランク長の変更が可能)
・POWER2MAX(+FSA)
・Quark
・ROTOR
クランクアーム型(取り付けが簡易、両側タイプでペダリング効率・バランスが測定可)
・Shimano
・Stages
・4iiii
・ROTOR(正確にはクランクシャフトタイプ)
ペダル型(取り付け簡易がポイント?)
・garmin
現時点でbici-okadamanとして最もお勧めしているのはスパイダーアーム型ででているPOWER2MAXとROTORです。コスト優先ならばStagesかな。理由は「実績」です。弊店で販売してきたもの(数)とアフターフォローを通して考えるとそうなります。他社にも強みはあるし、あれは良い、これはダメとは言いづらいのでそんな感じですが。
スパイダーアーム型の利点は「ぶつけにくい場所にセンサーがある」ことでしょう。さらに突起物がほとんどないのでフレームやBB形式に左右されず選ぶことができます。ROTORはスパイダーアーム型とクランクシャフト型(30φのみ)がでていますが、今後はスパイダーアーム型かなという気がします。
クランクアーム型はフレームに当たる心配をしなければならないのが弱点です。またクランク長に迷いがある人にもお勧めできません。が、2台兼用で使いたい人や取り付けに問題ないことが確認できれば「導入コストが安い」ことは魅力です。
大まかな違いはそのあたり・・・あとは使用される方の現状のバイクコンポーネントや予算、必要な計測値と各センサーのスペックやアフターフォローなどを勘案してお勧めしています。
もう一度繰り返しになりますが、
「今期はトライアスリート勢の導入が増えてきましたよ」。
導入・取付・その後の使い方やトレーニングまで。
ぜひご相談くださいませ。
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