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執筆者の写真masaki (bici-okadaman)

ワイドリム&ワイドタイヤ

昨日のSCOTT ADDICT も28Cが標準化された(ディスクブレーキ仕様は32Cが標準化ですからキャリパーブレーキはそれでも抑えていますね)という所がトピックスなのですが、今日の入荷&組付けも同じくです。

DT SWISS P1800spline + Soma Fabrications Supple vitesse EX(28C) をロードバイクに装着でお買い上げいただきました。 ワイドリム&ワイドタイヤの組合せです。

ソーマ、サップルビテスが今年のカタログ表記になっていますが、アメリカ西海岸にあるフレームメーカーが出していることのタイヤは「パナレーサー製」です。 パナレーサーの方ではだしていないのでソーマによるリクエストなんでしょう。23Cも出ているのですが、ラインナップは28C、33C、38C~・・・ととにかく「軽量」なのがポイントです。

今回取付をした”EX”が28Cで230g。軽量バージョンの”SL”は同じく205g。28Cなのにちょっと前までの23Cと同等しかありませんでした。 (しかも箱書きよりもはるかに軽いってどういうこと?) ここまで軽ければ23Cや25Cと重量差のハンデはないですよね?

僕の個人的な見解でこれまでにも言ってきているかもしれませんが、ワイドタイヤ化のカギは「軽量化」だと思います。 ワイドタイヤはタイヤのエアボリュームを増やすことで「耐パンク性能」を向上させています。 つまり、23Cや25Cと同じ構造を取らずに軽量化に振ることで「耐パンク性能も重量も23Cと同等」というタイヤを作ることも可能かなと思うんですよね。 サップルビテスはまさにそのもののタイヤです。 ワイド化されることによる、快適性と転がり抵抗の減少(空力はワイドリムなどを使わないと影響が出そうです)はタイヤの進歩とともに進んでいくことでしょう。

来年は28C化もひとつのキーワードになりそうな予感・・・はタイヤメーカーしだいかな(笑)。 まだまだ大手のタイヤブランドではなかなか攻めたタイヤがみつからないですね。

ご自分のフレームに装着できるか&どんな効果があるかどうかはぜひご相談くださいませ。

実は見た目にそれほど凄く変化があるわけじゃないんですけどね(笑) 左が25C、右が28Cです。

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